カウントしている…
さっき、ふと気づいた。
「何で数えているんだろう?」
日常の生活の中のちょっとした事を
いつも数えてしまう。
炊飯器の炊き上がりのお知らせピピピ音
洗濯機の洗濯終了ピピピ音に
電子レンジの温め終了ピピピ音も…
今まで散々聞いているから
何回ピピピと鳴るのか知っているのに
気がつくと数えている。
何だか馬鹿馬鹿しくなって
やめるのだけれど
気づくとまた数えていたりする。
階段の段数
信号の白線
信号が変わる秒数や渡る歩数
点滅している車のウインカー
トラックの左折音
これまた挙げればきりがない。
理由や意味やこだわりは無いけれど
色々な所で色々数えてしまう。
どうして数えてしまうのかは
いくら考えてもわからない。
だから…
『何でもカウントしてしまう癖』
と認識して気にしない事にします。
でも…
これからも…
やっぱり数えてしまうに違いない…
色々とね。
担いでしまう…
髪を切りに行く…
予定だったけれど行かなかった。
何故か…
それは…
『縁起担ぎ』
私には、幾つもの縁起担ぎがある。
祖母から教わったものがほとんど。
『夜に爪を切ってはいけない』
『靴下を履いて寝てはいけない』
『洗濯した物を畳まずに着てはいけない』…
教訓なのか習慣なのか法則なのか
挙げ始めたらたらキリが無いほど。
その中に『雨の日は髪を切ってはいけない』というのもある。
教わった縁起担ぎがどういう理由で
その様に伝わって来たのかとか
どのような効能があるのか等は
全く分からないけれど
ずっと担いでいる…
ていうか担いでしまう。
予約をしたのにもかかわらず
雨が降るとキャンセルなので
いつも美容師さんには申し訳なく思っている。
だけど破る訳にはいかないので
許して頂くほかに無い。
だって…
私には祖母からの遺言の様な物ですもの…
この縁起担ぎは。
身に染みて…
所用があったので役所へ行ってきた。
手続き自体は、五分程で終わる…
筈だった。
『パスワードを入力して下さい』
と言われた途端に…
『眼鏡忘れた!』
画面のアルファベットが全く見えない。
目を細めてもぼんやりとしか見えない。
『こんなに大きな画面なのに…』
幾たびか訂正を繰り返す。
係の方も苦笑い。
結局二十分程かかって完了。
ちょっと前までは平気だった事が
些か難しくなって来ているのが
身に染みてわかった。
お料理をする時も無いと怖い。
携帯電話のメールも読めない。
いよいよ手放せなくなってしまった…
【老眼鏡】
寄る年波には勝てぬとは
正にこの事。
そして…
明日また一つ歳を重ねます。
向こう側に…
爽やかな朝。
小鳥のさえずりで目覚めた。
あっ小鳥の声だ…
まるでハイジになった気分（笑）。
…鳥？？？
窓は開いていない。
テレビもついていない。
鳥なども飼っていないし
もちろん山小屋な訳がない。
ここは我が家…
いったい何処から聴こえてくるのかと思ったら
それは…
台所。
我が家の台所の換気扇の向こう側に
今年も鳥が巣を作ったようだ。
去年も同じ所に巣を作っていた。
換気扇の向こう側なので
どんな鳥なのかは知らない。
毎年何故にそこに巣を作るかもわからない。
でも…
しばらくの間
換気扇を回すのはやめよう。
きっと可愛いと思われる小鳥の為に。
決して…
恩返しを期待している訳ではありませんよ…。
共に…
東京アラートが解除されロードマップもステップ3へ
そして来週末には全ての自粛要請が解除される模様。
これでやっと普通にお仕事ができる。
とっても嬉しい。
だけど…
これで終わりではない。
これからが始まり。
生活や仕事の仕方もきっと変わってくる。
トラブルやストレスもあると思うけれど
共に生きるしかない。
逃げるのではなく共に。
戦うのではなく共存。
難しいけれど共栄。
そして…
一歩ずつ前に進もう…
精一杯の自己防衛をしながら。
呪いにかかって…
近頃、街を歩いていて気付いたことが（不要不急ではありません）
周りを歩いている人達が美しく見えることに。
すれ違う人々が皆、美男美女にみえている。
今までと何が違うのか……
……あっ！『マスク‼︎!』
どうやら私も『マスクの呪い』にかかってしまった様だ。
鼻と口が見えないだけなのに
こんなにも想像（妄想）してしまう。
何でも丸出しの時代に
このチラリズムはかえって新鮮。
ワクワクできる事が少ない今
街を歩くたびに目の保養ができるのは
とても有り難い。
おかげで口元が緩んでばかりで
怪しい事この上無いのだが…
斯く言う私もマスクをしているので
周りからはきっと美人に見えている……筈。
