担いでしまう…
髪を切りに行く…
予定だったけれど行かなかった。
何故か…
それは…
『縁起担ぎ』
私には、幾つもの縁起担ぎがある。
祖母から教わったものがほとんど。
『夜に爪を切ってはいけない』
『靴下を履いて寝てはいけない』
『洗濯した物を畳まずに着てはいけない』…
教訓なのか習慣なのか法則なのか
挙げ始めたらたらキリが無いほど。
その中に『雨の日は髪を切ってはいけない』というのもある。
教わった縁起担ぎがどういう理由で
その様に伝わって来たのかとか
どのような効能があるのか等は
全く分からないけれど
ずっと担いでいる…
ていうか担いでしまう。
予約をしたのにもかかわらず
雨が降るとキャンセルなので
いつも美容師さんには申し訳なく思っている。
だけど破る訳にはいかないので
許して頂くほかに無い。
だって…
私には祖母からの遺言の様な物ですもの…
この縁起担ぎは。